色とおいしさと食べたくなるバランス

写真はスーパーのお総菜コーナーにあった商品。

最初から誤解なきように断っておきます。

なぜかこんな商品を買ってまで勉強しています。

最近、食事を自分で作る自炊にのめりこんでいるから。

実は20代前後のお金のない時代には自炊しか食べていく

方法がなかったので作っていました。

東京にもコンビニも弁当屋さんがほとんどない時代。

4畳半の我が家にはコンロ一つだけ。

電子レンジも冷蔵庫も無い。トイレは共同、銭湯に

行くのは週に何度か。今なら笑えるけど。

とりわけ貧乏ってわけじゃなく、自分の暮らしが

そうだっただけ。

仕事が終わって今みたいに深夜までやっていない

閉店間際のスーパーに何とか駆け込み食材確保。

それをさぼると近くの定食屋さんで食べるしかない。

東京って定食屋さんって驚くほど安いところもたくさん

だけど、それでも当時の自分には高級レストランだったな～

だからその頃は自宅で黙って作り黙って食べる生活。

実はそんなに嫌じゃなかった。

30年以上経ってまた作りたいなと思ったのは

些細な事ですが、やっぱり好きだったんだなと

思えることが最近たくさんあったから。

残念ながら他人に提供するなんて気持ちにも技術的にも

なれないけど、自分なりに食の経験、体験が積み重なった

のも大きい。

それ以上に食の仕事も経験させてもらい、強い興味が

今あるのです。

食ってとってもバランスが大事なことに改めて気づかされた。

幸いなことにたくさんのプロ。ベテランが周囲にたくさん。

恥ずかしいけど教えてもらうには良い環境。

そして何よりもウエブで色々と探すのが楽しいので

これはやらねばと。

誰かのために作った食事を

インスタなんかでこっそりあげられるくらいになれば

いいんだけどな。