生きた証
少し前になるけど山ちゃんの創業者が
亡くなられたとニュースで知った。
私は東海地区の生まれではないから特別な感情はないけど
それでも旅は多いのであの名前は耳にしてたし、
実際には何度も利用させてもらっています。
私の店舗印象は東京に初出店された時。
初出店とあってとても人がごった返していたんですが
その見事なオペレーションにビックリした。
きっと東京ということで気合いも入っていらっしゃったと思うし、
恐らく精鋭部隊が切り盛りしたんだと想像しました。
居酒屋って忙しい時と暇な時の落差が大きいと人件費などの問題は
暇な時から計算をしてコストを成立させているように思います。
この日は突発的に人が多いけど少ない人数で何とかして。のような。
だけどお店は調理とホールはハッキリ分かれていないと混乱するし
まず、注文をお聞きしてそれを確実に順番通りにさばくという
作業が急に増えた時も想定していれば怒らせることは少ない。
でも、チェーン店の多くは大混乱することが多いです。
お客さまは常にホール係に注文しているしそれが自分のテーブルには
サーブされるのが当たり前だから想定通りでないと怒り出す。
海外ならば会話を楽しむ文化だから一時間くらい遅れても
文句言わないけど、日本は注文したものが来ないことにクレームが
来る文化。
その点、一号店は私が見ていてもすごかった。
オペレーションがしっかりしていると最少人数でもきちんと回せる。
その機敏さも冷静さもすごいなと思った次第。
そんな集団の目線の先にいらっしゃったのが創業者。
心から冥福をお祈りいたします。