ボラキル儀式
懐かしい写真発掘。
昔の雑誌は撮影前にポラロイドでいったん撮影して
雑誌構成を考える作業が不可欠でした。
カメラマンさんが撮影してもすぐには画像として
見ることができないから。
現代はデジカメでカメラはもちろん、PCを含めて
色んなデバイスで即材に確認可能。
記憶ではこうやって仮に記録された画像は確認後には
捨てていたはず。でもその中の一枚が偶然残っていました。
監修本では100本くらいフィルムを使っていました。
今ならばデーターが比べ物にならないくらい大きく、重くなって
いますが消費というイメージはむしろ少なっています。
儀式があったからゆっくり進める良さもあったとは思います。
しかしながら昔を懐かしむ性格ではなくこのポラも
このブログで紹介したら価値はないので捨てます。
今は今の表現があると思いますし、これが歴史を変える
すごいことならまだしも、私ですら忘れていた儀式ですしね。
当時のことを忘れることはないです。
仕事に関わっていただいたカメラマン、編集者、出版社の
方々とのことは完成した本が世の中にあるのでそこには
感謝しかありません。
あの頃できなかった事があっけなくできる時代です。
それならまた違う伝え方がありますし。
少なくとも仕事はそうやって常にアップデートしないと
だめですね。