正統派と改革派
もんじゃ焼きの作る行程を見るといつも思うのです。
ああ、プロは正しい作り方を簡単にやっている。
お好み焼きと比較されることもありますが、
それは似て非なるもの。
だからこそ、お好み焼きのように作ってしまうと
それはあくまでも何ものにもならない。
正しいという基準はやっぱり基礎を基礎として
しっかり身に付けるもの。
自分の仕事も若い頃にそんな壁にぶつかりました。
超えなきゃいけないのは基礎を疎かにしてしまうこと。
基礎って生意気な時はバカにします。
こんなことを繰り返して何の意味があるんだろ。
今なら判るんですが。
基礎を身に付けてこそ正統派。正統派だからこそ
改革も出来る。
改革するには基礎、基本をきちんと知らないと。
店のおばさんの作るもんじゃ焼きは
やっぱりおいしかった。