悩める生徒と私の気持ち
ちょっと前に卒業式が終わったら新学期の準備。
新学期には新二年生の最初の難関が待っています。
そのための準備に少しでもお手伝いができれば。
あんなに雪が積もっていた金沢も東京より暖かい。
まだ20歳前の若者が難しいことから逃げたい気持ち。
よくわかります。
私は完全に逃げてたから。
逃げるとは現実を受け入れたくない気持ち。
今ならばええぃと気持ちをまとめてというか
覚悟を決めてチャレンジする。
でも、あの頃はとにかく現実から逃げたかった。
逃げれば自分を認めなくて済むから。
そんな気持ちわかるだけに今は笑顔で寄り添いたい。
彼らが私の年になったときにあの時、不安で
たまらなかった自分の目の前にいた大人が
ほほ笑んだこと。
すっかり記憶の底に沈むと思うけどそれで
いいのです。
現実を見る、知ることがあとでどんなに救われるか。
逃げたらそれだけ現実はもっとひどいことを
突きつけてくるのです。
今は悩む、逃げるもありです。