ビジネスとしての音楽業界に学ぶこと

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最近友達に勧められて行ったミニライブの

ミュージシャンの最新作CDを購入。

ライブでの曲も入っていて買って良かった。

 

音楽業界といえば10年ひと昔と言う言葉すら

陳腐になるほど仕事の進め方と商売の基本が

変りまくっています。

ゆっくり時間が流れていた時代、1980年代まで。

音を記録する音源だけがその時々の技術力やそれを

満たす素材で曲やアーティストを表現するメディアが

変るだけの変化でした。

 

しかし、メディアとしてCDの次に訪れたのは

記録する媒体の多様性とウエブを介在した

流通ルートの大変革。

 

結果的には過去の資産というべきものを破壊しながら

業界が進んでいる。

少なくとも音楽を趣味とするものにとってこの速度は

自分たちの仕事の速度とあまりにも違いすぎます。

 

ビジネスですから、何が儲かるか。

儲けたら何に投資するべきか。

 

その観点で考えていると変化の速度がすざましい。

あくまで趣味ならばゆっくり、じっくりなんですが

仕事となると別。

 

過去は切り捨て、未来を鋭く読む事が求められます。

 

自分たちの仕事に未来があるのか。

 

未来が無いなんて考える人は少ないと思うけど

確実に言えるのは過去の速度が全く当てはまらず、

未来を予想しても変化の速度を測る事は相当

困難な事になっています。

 

でも、変化する事はずっと先に行っている

音楽から学ぶ事が可能。

そうすれば変化を受け入れられるかも。

 

そんな時に感じるのは変化を受け入れられないで

抗う人が多い業界は結果的に大きな変化について

いけない人が多すぎて困る事。

 

困るというのは仕事が無くなる事を意味するんですが

その時にあっさり変化を受け入れる業界外の人と

新しい標準があっさり産まれるんでしょう。

 

私にとってその変化のタイミングを

楽しめる方に回りたいなといつも待ち望んでいます。