接客スタイルが変化していきますね
居酒屋さんではタッチパネルオーダーが
当たり前になってきました。
始めてのお店ならばその場でオススメを聞いたり
店員からもオススメを紹介出来るチャンスが
「接客」でしたが、注文は機械に触れることで
成立します。
導入されてからもうかなりの時間が経過してます。
数年前は注文したい商品がどこにあるかが分かりにくく
結局、ブザーで店員を呼ぶ始末。
使えないストレスがたまりました。
しかし、機械は進歩します。
人間がその時点で使える技術と機能を利用しているだけ
だから、失敗は人間よりも確実に学習していきます。
改めて使うとストレスがかなり軽減されています。
きっと次は音声認識。
そもそも声の入り交じりやすい場所ですからどの位の
精度になるかわかりませんが最初に声紋登録しておけば
テーブルに座っている人間くらいならば問題はなくなる。
オススメ料理ももちろん、
「***みたいなモノが食べたいかな」というオーダーが
注文できるようになるのに時間はかからないはず。
食べる事、そして何より大事な会話をすること
に集中できるのかも。
それも良い所作なのかな。
でも私にはそれを受け入れがたい。
一人で外食を楽しむ場合私が大事にしている
のは接客を通じた働く人達との会話。
会話無しで機械だけで注文と食事が済むならば
私はなにも居酒屋さんには出かけない。
どんなに人気店でも旨い食事であってもです。
そもそもコミュニケーションの場ですし。
食という生活に不可欠なもの。
でもそれと同じくらい大事なのは時間。
良質な時間を過ごすことは外に出かけて何をするのか
経験、楽しみ、実験、体験。
それは自分を今よりも高める事だと思うのです。
接客スタイルが変化する中で残るもの。
友達との食事の時にフッと考えさせられました。