期待と不安と

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秋が深まって冬はもうすぐそこ。

学校に入り込む日差しも短くなりました。

そして年末に向けて色んな準備が始まりました。

 生徒には少ししんどい毎日。

そうです。人生の大きな壁が立ちはだかるのです。

若い生徒には受験などでその壁を突破してきた経験が

ありますがそれが就職ならば全く違うプレッシャーでしょう。

 

当たり前だけど生徒全員に有利不利はありません。

がんばったから壁を越えられるとは限らないし

実力が試験で出せないことだってあります。

 

自分を振り返ってみます。

私の試験に対する不適応ぶりはすごいです。

受験はことごとく失敗しています。

合格したという気持ちの良さを感じたのは

先日の勉強すればだれでも取得できる免許くらい。

それくらい落ちまくって失敗しまくっています。

 

だから彼らに対しては言えることはありません。

結果がどうであれ壁に向かって何をしたのかが

大事になるというアドバイスくらい。

アドバイスではないですね。

 

それより私にとっては大事なこと。

壁を乗り越えられなかったとしてもそれは誰かのせいや、

何かのせいにせずに諦めず勉強を続けること。

 

私の体験なんですが続けていてびっくりすることが起きました。

自分の勉強している自転車の世界で試験をする側になってしまったこと。

 

試験問題を作成する仕事をさせてもらったり試験官になったり。

問題を作ったり合格ラインを設定するのは実は受験よりも

はるかに難しいと知りました。

 

勉強しているとそんなことも来るものです。

何が起こるかは誰も知らないから勉強はまだ続きます。