地産地消
地産地消。
地域のモノを地域で味わう。
昔ならばそんな言葉も不要なほど地元でとれた素材で
幸せな生活が出来ました。
でも、いつしかコンビエンスな生活がそれを奪ってしまった。
便利な生活の代償に管理された生活を手に入れました。
産地なんてよく判らないけどよく管理、調整された味と色です。
私もそういう味と色に何も感じない時代はありました。
でも、違和感を感じた瞬間にこれってなんだろと思った時にひらめきました。
食べるときに舌が感じた違和感を大事にしないと危ないなと。
もちろん私も人の多い、そして便利な場所で生活しています。
だからそんな食べ物を一切口にしないとは言いません。
でも、舌が心が喜ぶものだけを食べて幸せになりたいな。
今回は金沢近郊で見つけたこだわりの豆屋さんがしっかり焙煎してくれた
コーヒーを淹れながら、地元で作られた少し甘いパンを東京で食します。
地産地消じゃない。そうです。
でも、私にみたいな旅する仕事ならではでしょ。
事務所でこれを食べるのが楽しみだしチカラが沸きます。
食べることは仕事にとってとっても大事。
そうそう。探す楽しみもあるんです。私には。
仕事を与えてもらったクライアントに感謝です。